私は少し反対です。。
そんなに気にしなくても…と思います。
と、言う私もにきびで悩む弟に男性用化粧品をプレゼントしたことあったけど…。
男性用化粧品の市場が拡大している。平成18年の市場規模は過去5年間で最高の333億円(マーケティングリサーチ「インテージ」調べ)。“王子ブーム”の影響などで男性の美肌意識はさらに高まりそうだ。ところで、江戸研究家によると、江戸時代中期にも男性が美肌を意識した時期があり、「今の時代背景に通じる要因があった」と指摘する。その要因とは。(特集部 竹中文)
「ロート製薬」(本社・大阪市生野区)が昨春、男子高校生300人を対象に実施したインターネット調査によると、8割以上の男子高校生が男性用化粧品を使用した経験があると回答。なかでも最も使用率が高い洗顔料は73%にのぼった。
成人男性も美肌に関心を寄せている。同社が一昨年5月に10代から50代男性755人を対象にした調査では洗顔料使用率は54%に達した。また、18年3月発売された洗顔料や化粧水などの男性用化粧品ブランド「OXY(オキシー)」は1年間で出荷総額20億円を突破し、発売当初の目標だった10億円の倍に達した。経済産業省によると、男性皮膚用化粧品の平成18年の生産量も、前年よりも約153万キロ増え、約559万キロになった。
■斎藤佑樹投手の美肌
スポーツ選手にも美肌が目立つようになってきた。10代から20代前半は皮脂やにきびなどの悩みを抱えやすい年代だが、野球の試合中にハンカチで汗をふく姿が注目を集めた斎藤佑樹投手の美肌は多くのファンを魅了した。ロート広報調査室の矢野絢子さんは、「王子ブームの影響などもあり、こまめに肌の手入れをする男性が増えてきたのかもしれない。皮脂の分泌が女性よりも盛んな男性専用の商品開発も進んでいる」とする。
また、夜更かしをすると皮脂が増え、食生活が乱れると吹き出物ができることなどから、美容皮膚科医院「サンクリニック」(大阪市北区)の市橋正光院長は「肌は健康状態を映し出す鏡。健康ブームの追い風もあり、男性も肌の状態を意識するようになったのではないか」とする。
■江戸時代にも
こうした男性美肌ブームは、じつは、江戸時代にも起きていた。
江戸初期のびょうぶ絵などには、もみあげを伸ばし、口ひげを生やした男性が描かれていたが、江戸中期になると、もみあげも口ひげも生やさず、体毛もない男性が登場するようになった。
実際に、江戸中期には、男性も脱毛などの肌の手入れをするのが一般的で、女装した少年「若衆(わかしゅ)」や、肌の手入れが行き届いた力士、化粧した歌舞伎役者が人気を集めていた。
国際浮世絵学会の常任理事で江戸研究家の白倉敬彦(よしひこ)さんは「長い間、戦争がなかったので身体的なたくましさより、女性の価値観をも理解する女らしさ、つまり美肌が尊ばれたのではないか」と分析。今の男性美肌ブームの背景にも「平和」が絡んでいるとみている。
ただし、江戸時代の美肌ブームは明治維新で終焉(しゅうえん)を迎えた。徳川幕府が敗れ、西郷隆盛のような強靱(きょうじん)な男に人気を奪われたからだ。
白倉さんは「同質化した社会は外からの圧力に弱いという一面がある。美肌ブームは平和の証しともいえるが、皆が同化して美肌になる必要もあるまい」と指摘する。西郷隆盛に代わる強靱なタイプのリーダーが登場すれば、美肌ブームが色あせるかもしれない。
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